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煩悩のあいうえお(8) 終わりに

47.終わりに

■この世は修業の場、言い換えれば煩悩と闘う場です。
でも、この世を修業の場と思わない者は、煩悩と闘おうとしません。
煩悩を吐くばかりです。
しかし、それはそれで良いのです。
煩悩は、あってはならない不要な心です。
吐き出してなくしてしまうのもひとつの方法です。
しかし、来世も人間として生きる者は、吐き出さず自分の心の中で処理しなければなりません。
でも、それには苦しみを伴います。
しかし、その苦しみこそが心を大きくします。

■自分の心が悪くて苦しんでいるのか、人の悪い心をもらって苦しんでいるのかでは大違いです。
自分の心が悪くて苦しんで居るならば、自分の悪い心が良い心に変わるだけで心の大きさは変わりません。
自分の心を大きくするならば、人の煩悩をもらうこと、つまり「苦労は買ってでもしろ」です。
苦しまさせてもらって「ありがとう」です。
人の煩悩と言っても、もらったかぎりは自分のものです。
決して人のせいに合わすことなく、己の心の中で処理してください。
どんな煩悩であってもすべて自分との闘いなのです。

■偽悪あって偽善が成り立つのがこの世です。
この世の正義は、悪があっての正義です。
できない役や格好悪い役の者がいてこそ、この世が成り立っているのです。
悪役に感謝です。
と言っても、悪が良いとは言いません。
しかし、偽善でも困ります。
善になるなら徹底的に善になってください。
つまり、煩悩を無くして下さい。

■以上で“煩悩のあいうえお”についての解説は終わります。
煩悩と言っても色々な煩悩があって、すべてを文章で書ききれるものではありません。
でも、ここで掲げた大筋の煩悩を参考とし、人それぞれが持つ様々な煩悩に対処して頂ければと思います。

※注意
Part4[心]をお読みくださいという言葉が何度も出てきます。
Part4[心]を読むには、3000円の寄付が必要です。
心が醜いと、これが目的なのだと勘ぐる方もおられるかと思います。
そうではなく、「ただほど怖いものはない」という理屈からそうしているのです。
もう一つの理由として、本当に心を良くしようとする方なら、
お金に糸目をつけないとまでは行かないですが、お金を出し惜しむことはないです。
お金を出してまではと思われる方は、まだまだだと言うことです。

 
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